2016年 03月 24日
ロックの感受性/仲井戸麗市読みました。 |
ロックの感受性/仲井戸麗市
仲井戸麗市チャボご存知RCサクセションのギターリストの本です。
実にチャボらしいエピソードだったりチャボ憧れのアメリカ南部にブルースを求めての旅のエピソードだったりです。
今回文庫化されたけど2002年に発売されていてその頃の旅だったりなのですが俺は今までブルースってやつが全く理解できなくてロバートジョンソンとかも持ってはいるけどほとんど聞かずじまいだったのだけどこの本読んでいたら読みながら聞いてみたくなったのです。
そしたら不思議とロバートジョンソン良いじゃん!
それならと昨日ツタヤ片倉店にCD借りに行ってみたのです。
そこで何故か娘と婆ちゃんと仲睦まじくいる当店元店長のショーへーとばったり
まあ何聞けば良いのか全く分からないので名前を聞いたことあるブルースのアーティストを5枚で1,000円だから詰め込んだのです。
Muddy Waters,Howlin' Wolf,Buddy Guy,まではどうにかなったけど後はなに借りれば良いのか分からない
Ry Cooderは本場モノじゃないけどまあいいか最後はブルースじゃないけどどうせなら黒人音楽がいいってことで一枚持っていてかっこよかったからSly & The Family Stoneを
という感じで前は黒人音楽ってレゲエくらいしか聞けなかったのが最近はいけるようになったのです。
なんかチャボの本と関係ないことになっているけどこの本的な文章で書くと三宅君(俺)はムウ、これぞ本と音の融合だと思います。
チャボのホームタウン新宿、俺が行くようになった頃の歌舞伎町とか今よりもっと怖かったけどある意味じゃ今より優しかったのかな〜って思ったり
もちろん俺とチャボじゃ年齢も違うし俺が中学行っていた頃はRCはまさに脂ののった絶頂期で影響受けたけどこの本を読むと音楽少年だったチャボも俺も変わらない少年期を過ごしていたんだな〜と
仲井戸君の時代にエレキだったりビートルズはまだまだマイノリティーだったムウ
三宅君の時代しかも高校にも行かず革ジャンリーゼントでThe Clashに夢中だった俺も世間から理解はされていなかったムウ
ガキの頃なんて誰にでもあって今があるのだけどあの頃の自分もチャボと同じで夢中でバンド作っては壊れて作ってはライブやってレコーディングしてって規模は違っても同じことやって仲間と夢を肴に酒をくらっていました。
続けている人からすればお前のなんて青春の思い出じゃねえかって言われたら返すことばなんってないんだけど
それでも今でも世間と上手く折り合いつかず立ち回ることできない飲み屋のオヤジとして生きているので苦笑して許してやってください。
そんな俺でも家族ってものを作って生きているのだから自分のことながらあの頃の自分からは考えられない
でも俺が変わったのかというと全然成長なんてできてなくて相変わらず頭はガキのままでそれを家族がいるからそして嫁が導いてくれてなんとかやっているのです。
そんなことを思ったというより考えた本がこの本です。
by brixton-market
| 2016-03-24 11:13
| Book